スケソウダラな!MSライフ

「塵も積もれば火をつける」を座右の銘にしようか悩んでいる今日このころ

外食とは、「仕事帰りの楽しみ」国語辞典にのってほしい

工場地帯は危険な地帯!

薄暗いアスファルト

ガタガタといわせながら原付が疾走する

どんだけ疾走しても、更に速い車が横を通り過ぎていく

ビュンビュン、ビュンビュン

こっちは、ヒュンヒュンしてるわと心の中で叫ぶ

分厚くてごっつい革製の手袋をしていても、かじかむ手、震える脚、イタイ顔

字面だけなら悪口だ

帰り道とは逆走、バイクを走らせる

なぜか、それは食べたいからだ

齧り付きたいものがある

口の周りを汚しながらも、気にせずに思いっきし”がぶり!”としたいのだ

そのためなら夜の冷え込みなど、屁の河童、アリに行水なのだ

アリ?

工場地帯のネオン、そこで生きている人生の光、それらを通り過ぎたり、並走したり、追い抜かれたりしていると、また別の光が見えてきた

パッと白色に光る街の光

やっぱり工場地帯は栄えている

そして、また、その光を通り抜けていく

気が付けば周りは真っ暗、暗闇

夜の星空も見えない、本当の黒

ある光は、自分自身

ほんとうに、こんなところに、お店をしているのだろうか?

緊張と恐怖と、どきどきと、そして、ちょっとの臆病と

つまりコワイ

夜がコワイ

田舎あるあるである

電灯がない

伝統ならあるのに

最近は、その光すらも失われてきている。若者がいないからね

どうでも良い事を考えながら、少しスピードを上げる

本当に見つからない。それはそうだ

道を1本まちがえていた

よくあるよくある

ぎゅ~~~と引き返して、信号を左折、一つ手前の道に入る

そこには、レストラン

すこし小洒落たレストラン

薄暗くでも、暖かいオレンジ色のひかり

まさか、まさかレストランとは思わなかった。目的地について愕然とする

ぼくが今日食べたいもの

それはハンバーガーだ

帰る時、お腹がぎゅるるるるる~~~ってなって

ハンバーガー!!

よだれだらだらだらだらだらって

ハンバーガー!!

アクセルぎゅいぎゅいぎゅぃぃぃぃぃぃん!!

ハンバーガー!!

ハンバーガー!!

ハンバーガーが食べたい

身体全体が、ハンバーガーを欲してしまったのだ

そうと分かれば、マップで近所のハンバーガーショップを探して一直線

原付で35分。近所ではない

店がどんな店なのかも調べずに来たので、分からなかった

バーガーショップだし大丈夫だろうという甘えがあった

ぼくの格好を見て欲しい、、作業服である

汚れてはいない。でも、作業服

さいきんは、アウトドアファッションが流行っているらしいな

この際だ、土管屋ファッションを流行させるか!!

そう考えてしまうが、インナーまで土管

これじゃ、ムリだ

仕方なく、作業服を脱ぎトレーナー一枚になる

めちゃくちゃ寒い

これならズボンは土管だけど汚れていないしだいじょうぶ、か?

おそるおそる、店の中に入ってみる。こ、こんちわ、、~~

いらっしゃいませと、ハンバーガーショップなのにピザ屋さんスタイルスタッフさんが、ご登場!

イケる!分からないけどイケる!

そして、いけた。周りに人がいなかったのも幸いしたのかもしれない。良かった

メニューは、パスタから、ピザまでさまざま

だけど今回の目的は、バーガー

そして、メキシカンチリバーガーを選択

お値段、サラダとポテトが付いて1300円と少々お高め

料理ができるまで、店内をぼ~~~と眺める

この時間が至福だ

初めて入ったお店

椅子の居心地はどうだろう?

そこまで良くない

店内の雰囲気はどうだろう?

雑多としている

照明は?

オレンジ色

店内臭は?

あまりしない

手入れが行き届いているな

テーブルは?

少しベタつく前言撤回

メニュー表は?

オマールエビ5000円!?

高いのか安いのか分かんない

音楽はどうだろう?

いいね。ジャズが聴こえてくる。あと、広告も聴こえてくる

AmazonMusic、か

スタッフさんのリモコン捌きにより、速やかに次の音楽へ

人って悪いところに目がいきがちだよね

それではダメだと思うんだ

例えば、このカウンターのベタつきだって、お皿をすべらないようにするための滑り止め的な役割をはたすかもしれない

照明だってオレンジだ

 

こうやって、色々考えるのが楽しいのだ

料理が出てくるまでのあいだ

ひたすら、ぽけ~~~~~~~として、ゆったりというか、のっぺりというか、ぼーと考える

そんな事していたら、ハンバーガーの登場だ

お待たせしました!

そういって目の前に置かれる

さっきからパンの香ばしさが鼻の中でリンボウダンスを踊っていたのだ

肉の焼ける良い音は、耳の中でドラムソロを行っていた

そして、ぼくが歌うのだ

いただきますと!

カラオケなら76.436点!

いただきます!

 

ナイフとフォークが用意されている。つまりこれは、切り分けて食べても良いという配慮

しかし、まて、待つんだぼく

目の前には、ハンバーガーの包み紙が置かれている

これはつまり、齧り付きOKよ~~んという合図

どっちだ

お上品か、お下品か

つつましいか、ごうかいか

白か、黒か

銀か、金か

食べるか、食べないか

もちろん食べる

よし!齧り付きだ!!これしかない。俺に間違いはない

茶番である

そうやって、ハンバーガーを包み紙に入れて、いっき!

口の中に広がるトマトの果汁

骨髄に響き渡るレタスのシャキシャキ

そして、パテの分厚さで顎が痛くなる。喜びのく・つ・う

コイツのためなら、あれは性癖をふぬっ!っと捻じ曲げよう

そう思えるほどだ

パテはじゅーしで、しっかりとした肉の味

メキシカンと書いてあったように、ひっと!

ピッリリリとほっと

その辛さが脳にヒット!

一発K.O!

もあり得るほどだ

パンは焼きたてで香ばしく、少し弾力がある。

これがまた、肉の味に負けていない

調和してるとは思えない

仲良しこよしではない

でも、いつの間にか集まった仲間たちの様なハンバーガーだ。

仕事なら、やる時は、協力し合える、

仲間!

友達ハンバーガーではない

仲間のハンバーガーだ!!

 

というような感想を、食べる前に考えた!

 

実際は、手作り感のあるモスバーガー

ポテトは、マックのポテト味だ

サラダは、サラダだ

チェーン店ってすげっ!!

やっぱり、モスバーガーって偉大ですね

チリホットドックすぎです

ハンバーガーもすきすぎです。

 

とても楽しい経験でした

やっぱり新しい店を開拓していくのは楽しいね

おしまい