60円の活気
買うようにした!
何を買うようにしたか、分かりますか?
それは、なるべく、なるべく、日本製の商品を買うようにしたことです。
なぜそう考えるようになったかと言うと、最近、ある出来事があったからです。
いつでも安いディスカウントストアでコピー用紙を買っていた時、そこには、インドネシア産のコピー用紙と日本産のコピー用紙が販売されていました。
・・・・産っておかしい、ですね。製ですね。
産だと、獲れたてピチピチになっちゃいます。
へいにいちゃん。どっちも新鮮だよ。でも、国産の方が新鮮だよ。近いからね。がハハハハってなっちゃう
ぼくは、迷わず少しでも安い方、インドネシア製のコピー用紙を買って帰りました。
値段の差として、60円!たった、60円
おじさんはガッカリでしょう
家に戻って、一息つこう、ふぅ~とお茶を飲んだ時、ふっと思ってしまいました。
たった60円か。たった60円で、海外で作られたものを買ったのかと。
もちろん、海外の物が粗悪品で、国産が間違いなしなんて思っていません。
思ってるなら、インドネシア製のコピー用紙なんて買ってないし
ただ、何と言ったらいいのでしょうか。ああ、うぅん、あらわせない。あらわせないですね。
なんといったらいいかわからない
なんだろう。この、感情
ちょっとした焦り?かなりの悲しみ?
そんな感情がドドドドドドドドドと湧き出してきました。
今は、グローバル時代です。世界中で繋がって、多種多様で、異文化を尊重し合わなければいけない時代です。
でも、でもね、それができるのは、自分の生まれ育った国がしっかりと機能している証拠だと思うんですけど・・・
どうでしょう?
帰る場所があるからこそ、外へ飛び出していけるのではないでしょうか?
そういえばむかし
凄腕ビジネスマンの本を読んでいて、印象に残っている言葉がありました。
フットワークの軽さが大切だと
いつでも、逃げ出せるように
自分の国を捨てるぐらいのフットワークの軽さが必要だと
その言葉が、頭の中にずーーーと残っているんですよね
でもその考えって、母国が崩壊寸前か、崩壊しているんだと思います。
安心して生活できないところになってしまった。
実際に、その本の著者さんの生まれ故郷で戦争が起きて、命からがら逃げてきたそうです。
その時の教訓で、フットワークの軽さが大切だと言っているそうです。
でもそんなのって、悲しいじゃないですか。
自分に一番合った場所は、自分が生まれた場所だと言われています。
水も気候も食べ物も、全部自分に合っている場所が故郷だそうです。
だから、ほんと、うまく言えないけど、そんな大切な場所を捨てて逃げ出さないといけないって、すごくかなしい
そんな未来の可能性がある事に、恐ろしさを感じます。
もちろん、生まれ育った環境が合わない人もいます。
だから、海外に住んでいる日本の人もたくさんいます。
でもそれって、日本が国として機能しているから、安心して住めるからじゃないかなっと思ったりします。
海外に住んだことがないので、しっかりとは分かりません。自分が想像したことで、体験したことではないです。本当は、ぜんぜん平気なのかもしれません。
でも、関係ないと思っていても、無意識のうちに関係あるんだと思います。
よく聞きますよね。故郷で災害があった時、ぜんぜん関係ない場所にいるのに体調が悪くなったという話
場所は、関係ある
そう思います。
イメージしてみてください。
日本が壊れて、二度と母国の土を踏めない状況を
思い出の味も、楽しかった場所も二度といけない
こわくないですか?
いつでも戻れると思えるからこそ、例え、永遠に日本に戻らないと思っていても安心して海外で暮らせる、活動していけるのだと思います。
心の安心がぜんぜん違うんだと思います
それほどに、故郷と言うのは大切なんだと感じました。
あなたは、どうですか?
だからこそぼくは、少しでも日本製の商品を買っていこうと思いました。
もちろん、全て日本製にしようというわけではありません。
ただ、60円
60円を多く出そうと思います。
たかだか60円です。
でも、でも、60円分日本を活気立たせる事ができます。
それが、10人になれば600円
1000人なら6万円
10万人なら600万円
子どもも大人も全員、日本みんなでなら60億円です。
いつもより、60円
多く出してみてはいかがでしょうか
またね